【色のメッセージ】色彩心理とは?色には感情や印象を左右する力がある

カラー

毎日の生活の中で何気なく選んでいる色にはイメージや感情があるのはご存じでしょうか?

これを論理的にまとめたのが色彩心理学なんです。個人の経験や国によっても変化しますが、このサイトでは日本人が色に対して感じる統計学になります。

色は自律神経に働きかける

レッド系やオレンジ系の洋服を着た時って、何だか気分が上がり元気になった!そんな経験はありませんか?またボクシング等の格闘技で赤いトランクスを履いていると闘争心に燃えて強そうと感じたりとか……。

それはレッドやオレンジの色が私たちの交感神経を刺激して気分を高揚させているから。

逆に緑いっぱいの草原や森林など自然に触れたときは気持ちが落ち着きます。これは副交感神経が刺激され優位になるからです。

色は意識しなくても自然に私たちの自律神経へ影響を与えています。

【自律神経】

自律神経には交感神経と副交感神経があり拮抗して働いています。

交感神経:活動時に優位になり心拍数,血圧を高める

副交感神経:休息時に優位になり心拍数,血圧を減少させリラックスさせる

まとめ:レッドやイエローは交感神経を緊張させて活動的に、又ブルーやグリーンは副交感神経を緊張させて休息させる働きをしています。

色にはプラスイメージとマイナスイメージがある

色は人の感情に働きかけるのですが、プラスイメージとマイナスイメージがあります。

どんなイメージを持たせるのかを色ごとに紹介します。

その特性を把握し、上手に取り入れていきましょう。

イエロー(黄)

○プラス:快活、明朗、元気、希望 

●マイナス:騒がしい

レッド(赤)

プラス:活動的、興奮、情熱 

マイナス:闘争、戦い

オレンジ(橙)

プラス:陽気、元気、お気楽 

マイナス:わがまま

ピンク

プラス:愛情、可愛らしさ、幸福  

マイナス:幼稚、繊細、不安定、甘え

グリーン(緑)

プラス:平和、調和、安らぎ、若々しさ、くつろぎ 

マイナス:未熟、受動的、保守的

パープル(紫)

プラス:神秘、高貴、優雅、個性的

マイナス:複雑、孤独

ブルー(青)

プラス:沈静、冷静、静寂  

マイナス:悲哀、冷酷

ブラウン(茶)

プラス:温厚、落ち着き、安定、忠実  

マイナス:地味、変化を嫌う

ゴールド(金)

プラス:富、成功、誇り  

マイナス:傲慢、見栄、成金

シルバー(銀)

プラス:洗練、都会的、カッコ良さ     

マイナス:冷たい、人工的、無機質ホワイト(白)

ホワイト(白)

プラス:純粋、潔白、素朴、スタート  

マイナス:潔癖、理想主義、恐怖

グレー(灰色)

プラス:冷静、信念、都会的、スタイリッシュ  

マイナス:憂鬱、不安、受動

ブラック(黒)

プラス:静寂、神秘的、シック 、個性 

マイナス:重い、暗い、不安、終わり、孤独

色を味方にして生活やファッションに取り入れてみる

色は私たちのイメージや感情を引き出し、それが自律神経やホルモンの分泌に影響を与えています。

何気なく目に入ってくる色は「衣、食、住」に効果的に活用され、選択を間違えればマイナスにも作用します。

という事は色の力を知ればアナタの味方にすることだって出来るんです。

いろんな面でプラスに活用してみるのは楽しいですよ。

by ロザリンダ

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