【シルバーのメッセージ】色彩心理とイメージ効果

毎日の生活の中で何気なく選んでいる色には人の感情や見た目の印象を左右する力があります。

これを論理的にまとめたのが色彩心理学です。個人の経験や国によっても変化しますが、このサイトでは日本人が色に対して感じる統計学になります

アクセサリーやスマートフォン、パソコン等で身近に目にするスタイリッシュなシルバーカラー。

色彩心理では「洗練」、「都会的」、「シャープ」、「シンプル」という印象があります。

シルバーのイメージ効果

○プラス：洗練、都会的、知的、シンプル、高級感、シャープ

●マイナス：冷たい、人工的、無機質

シルバーはスタイリッシュで知的、高級感などのカッコ良さがあります。また刃物などの鋭くシンプルでシャープな印象もありプライドの高さも表しています。

一方「冷たい」、「人工的」、「無機質」という印象も持ちます。

カラーコーディネイトとしては他の色に馴染み易く協調性があります。他色に合わせると洗練されたイメージがプラス出来ます。

金属としての銀は古くから魔除けの意味がありお守りや厄除けなどに使われてきました。

また毒（ヒ素）に反応することから、貴族や王族の間では銀食器が使われていたのは有名な話です。金属の銀は硫黄や塩素に反応して黒く変色する特性を持っています。

ヨーロッパで貴族や王族の毒殺に用いられたのが「ヒ素」です。無色で無味無臭のため食事に入れられても分かりません。

ヒ素には、不純物として硫黄が含まれていました。食べ物にヒ素が混入されていれば、銀食器とヒ素に含まれた硫黄が化学反応を起こして皿やスプーン、フォークなどが黒く変色するというワケです。常に命を狙われているなんて、楽しい食事は夢だったのでしょうか？

理想を高く持ちたい、などポジティヴな気持ちの表れ。

気持を整理してすっきりしたい、精神的に安定したい時に気になる色です。

【家電】

無機質なシルバー色はパソコンやスマートフォン、家電などに使用されることが多いですが、他の色に馴染みやすく影響しにくい利点があります。

【ファッション】

ファッションに取り入れて上品でシャープなイメージに仕上げましょう。ネックレス、リング、ブレスレット等を１点プラスするだけでオシャレがアップデート出来ます。ゴールドより派手過ぎないので誰にでも好まれるカラーだと思います。